「エコアクション21」とは、あらゆる組織や事業が、環境への取り組みを自主的に行うために、環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)です。「PDCAサイクル」を繰り返すことで効果的・効率的・継続的に行えるようにガイドラインを定めており、このガイドラインに基づき、環境への取り組み行う事業者を認証・登録しています。
中国エンジニアリングサービスは、環境への取り組みが評価され、2016年にこの認証を取得しています。
エコアクション21 認証・登録証(416KB) |
エコアクション21 環境経営方針(235KB) |
エコアクション21の特徴
中小企業でも取り組みやすい環境経営システム
エコアクション21は、国際標準規格であるISO14001をもとに規定されており、事業者が取り組みやすいシステムを定めています。
この環境経営システムを構築・運用・維持することで、環境パフォーマンスの向上だけでなく、経費の削減や生産性の向上、経営力の向上など、さまざまな効果を発揮します。
環境への取り組みに必要な項目を規定
エコアクション21では、環境負荷を減らすための項目として、二酸化炭素排出量・廃棄物排出量・総排水量・化学物質使用量を規定しています。また、省エネルギー・廃棄物の削減とリサイクル・節水、各事業者における製品の環境性能を向上させるための改善案も規定しています。これらの環境への取り組みは、環境経営にあたっての最重要項目です。
環境保全による信頼の向上
エコアクション21では、各事業者の取り組み内容を「環境経営レポート」としてまとめ、公表することを必須要件として規定しています。
事業者が真摯に環境コミュニケーションに取り組むことで、社会からの信頼を得るとともに、さらに発展していくための重要な方法の一つとなります。
エコアクション21 環境経営レポート(1028KB) |
エコアクション21認証・登録のメリット
総合的な環境対応
総合的な環境対応
エコアクション21は、環境経営システム・環境への取り組み・環境コミュニケーションの、3つの要素が含まれたガイドラインを規定しています。ガイドラインに沿った取り組みを行うことで、総合的な環境対応が可能です。
経営力向上
経営力向上
環境経営システムに取り組むことで、環境への取り組みだけでなく、経費の削減や生産性の向上、目標管理の徹底など、経営面での効果も期待できます。
ビジネスチャンスの拡大
ビジネスチャンスの拡大
多くの大手企業が、環境への取り組みや環境経営システムの構築を、取引条件としてあげています。
エコアクション21の認証・登録を受けていることでこれらに対応し、ビジネスチャンスを拡大できます。
金融機関による融資
金融機関による融資
金融機関の多くが、エコアクション21の関連融資を行っており、認証・登録事業者はこれらの低利融資制度を受けられます。
社会的信頼の獲得
社会的信頼の獲得
エコアクション21の認証を受けることで、社会的信頼を獲得できます。また環境経営レポートの作成・公表により、取引先や消費者からの信頼性向上を期待できます。